チャイルドヘルスラボラトリー代表 / 医師
森田 麻里子
Morita Mariko
略歴
2012年東京大学医学部医学科卒。
亀田総合病院にて初期研修後、2014年仙台厚生病院、2016年南相馬市立総合病院にて麻酔科医として勤務。
2018年、夜寝なかった長男が3日で即寝体質になった経験をきっかけに、医学情報に基づき赤ちゃんの健康をサポートする「Child Health Laboratory」を設立。2019年昭和大学病院附属東病院睡眠医療センター非常勤勤務を経て、現在は乳幼児の睡眠問題についてのカウンセリング、育児支援者・医療従事者向け講座、アプリ開発・監修、小児スリープコンサルタント養成などを行い、夜泣き解決を通じて自分軸の子育てを実現するサポートを行っている。
著書に『医者が教える赤ちゃん快眠メソッド』ダイヤモンド社(3刷)、『東大医学部卒ママ医師が伝える科学的に正しい子育て』光文社新書(amazonランキング1位)、『子育てで眠れないあなたに』KADOKAWAがある。
資格の学校TACにて『幸せになる子育て講座』開講中!
https://www.tac-school.co.jp/kouza_jituyo/jituyo_shiawase_kosodate.html
Child Health Lab設立のストーリー
自分にできることは何か考えた学生時代
1987年、東京都生まれ。
サラリーマン共働きのごく普通の家庭だったが、教育に熱心な両親のおかげで、幼少期から勉強一筋。小学校受験をしてせっかくエスカレーター進学可能な学校に入学したのに、さらに中学受験を経てトップ進学校へ進学。「東大に入ったら人生変わるかも」と思って大学受験にも打ち込み、東京大学医学部へ。しかし、ここで本物の天才達に囲まれ、自分の実力を知る。
また、女性として出産や育児も楽しみたいと思い、男社会の医学の世界でトップを目指すことはあっさりと諦める。人生で何がしたいのか、どんなことならできるのか、今後のキャリアにモヤモヤしながらも、同じようにモヤモヤしている医学生のコミュニティを立ち上げ、論文の執筆、勉強会やイベント運営などして過ごす。
夜泣き解決を通してママパパの力に
大学卒業と同時に結婚し、しばらく臨床医としての修行に集中するも、長男の妊娠出産が転機に。妊娠出産に関して自分が何も知らない&必要な情報が全然手に入らないことに衝撃を受け、子育てをする女性やご家族の力になりたいと思い立つ。
医師としての知識や経験を生かして、自分で論文を探して調べた妊娠出産育児情報を一般のママパパにもわかりやすくまとめ、Webメディアで発表しはじめる。そして、夜寝なかった長男が3日で即寝体質になった経験をきっかけに、子どもの睡眠に関する知識が全くママたちに伝えられていない現状に問題を感じ、一念発起して起業。2018年、夜泣きコンサルティングを仕事としてスタートする。
2019年には大学病院での睡眠外来も担当。ハフィントンポストやアエラドット、日経DUALに記事掲載。「VERY」や「AERA with Baby」でも取材を受け、記事監修等も行う。
自分軸の子育て
さらに臨床医から転身して起業したことで、試行錯誤しながらも自分の生き方や子育てと向き合い、子育てマインドを改革。夜泣きコンサルティングでも、問題の根底には、単にノウハウを知らないことだけではなく、子育てに対する考え方の問題があることに気づく。
幸せな子育ての鍵は、確かな情報を得た上で、他人の評価や常識にとらわれず、自分がどうしたいかを考えること。
正解を求めるより、子どものありのままを認める子育てへ。
我慢して耐えるより、実現するための努力を続ける生き方へ。
講演やセミナー、個別のコンサルティングを1000人以上のママパパに提供。子どもの睡眠トラブル解決を通して、自分軸子育てを実践することで、家族全員の人生を輝かせられることを伝えている。
2020年1月には『医者が教える赤ちゃん快眠メソッド』『東大医学部卒ママ医師が伝える科学的に正しい子育て』の2冊を同時出版。『科学的に正しい子育て』はamazonランキング1位を獲得し、「メレンゲの気持ち」で紹介される。『快眠メソッド』は現在3刷。2021年4月に3冊目の著書となる『子育てで眠れないあなたに』を出版。
SDGsへの取り組み
わたしたちは、事業を通じて、持続可能な開発目標の達成に取り組んでいます
2015年の国連サミットで採択された、2030年に向けての持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)に取り組んでいます。