ねんトレで夜泣きがなくなるしくみ

夜中1〜2時間おきに目を覚まして、授乳や抱っこをしないと眠らない。これは、夜泣きの典型的なパターンです。

こうした夜泣きは、ママ・パパが行っている寝かしつけの方法を変えることで、改善することができます。

夜泣きのしくみ

なぜ、寝かしつけの方法で夜泣きが改善できるのでしょうか?それには、人間の睡眠サイクルが関わっています。

例えば睡眠に問題のない大人の方でも、リビングのソファーなど、いつもと違う場所で寝落ちしてしまったというような時、夜中にハッと目が覚めることがありますよね。

睡眠には波があり、夜中に何度も睡眠は深くなったり浅くなったりを繰り返しています。これが睡眠サイクルです。

実は、睡眠が浅くなった時に、わずかに目を覚ますことがありますが、普段はまたすぐ眠ってしまうので、そのことをほとんど覚えていません。

しかし、いつもと違う場所であったり、快適でない環境で寝ていたりすると、「あれ、何かおかしいな」と感じてしっかりと目を覚ますのです。


赤ちゃんの場合、産まれた直後は睡眠サイクルもまだ未熟ですが、生後2〜6ヶ月頃になると、睡眠サイクルがはっきりとしてきます。

夜中に一瞬起きてしまったとき、ママ・パパの助けがないと眠れない赤ちゃんはどうなるでしょうか。

まず、「寝るときは抱っこされていた(ミルクを飲んでいた)はずだったのに、別の場所に来てしまった!」と気づきます。そして、もう一度眠りにつくため、泣いてママ・パパの助けを呼びます。

これが、よくある夜泣きのパターンです。

セルフねんねが鍵

このような夜泣きを防ぐためには、赤ちゃんがママ・パパのサポートなしで、ひとりで寝つけること(セルフねんね)が必要です。

生活習慣が整っていないのにいきなり寝かしつけだけ変えてしまうと、泣きが長引いたりして、なかなかうまく行きません。

寝室環境、生活スケジュール、ルーティーンなど、まずは生活習慣を整えることが大切です。

月齢の低いお子さんなら、それと同時にひとりで寝つく練習を少しずつ行っていきます。できるだけ、うとうとする前のまだ起きている状態で、お布団に寝かせてあげることを心がけましょう。寝つくまでのママ・パパのサポートも、最小限にとどめます。

生後6カ月を過ぎたお子さんであれば、生活習慣をしっかり整えた後、ねんねトレーニングが必要です。

セルフねんねができれば、夜中に目覚めた時の状況=寝た時の状況になっているはずです。最初は時間がかかりますが、だんだん上手になっていき、お布団に置いてから30分以内でひとりで寝つけるようになります。